食欲を制する

軽食

ゼニカルは1998年にスイスのロシュ社から発売された肥満治療薬です。欧米を中心に利用されています。ゼニカルは食欲を抑制する薬と違い、食べた脂肪分の吸収を阻害するタイプの薬です。そのため、食欲を抑制する薬よりも安全性が高いと言われています。 ゼニカルは脂肪を分解吸収するリパーゼという酵素の働きを抑制するもので、脂肪を30パーセントカットすることができます。カットされた脂肪分は便とともに体外に排出されます。 日本では美容クリニックなどで購入するか、輸入業者から購入することが一般的です。実際に脂肪分をカットするという実感があるうことから、日本でも服用する人が増えています。 日本では欧米型の食事ほど脂肪分をカットする必要がないので、毎食後飲む必要もなく、特に脂肪分の摂取が多いときだけ飲むという飲み方も行われています。

ゼニカルの人気を受けて、オルリファストというジェネリック薬品も出ています。こちらも輸入業者などから購入することができます。 ゼニカルを知らなかった人が美容クリニックでダイエットのために勧められるなどして、日本でも広まっています。日本人の場合は効きすぎるのではないかという声もあるほど脂肪分のカットには優れています。その分、脂溶性のビタミンが不足することになるので、美容クリニックではビタミン剤も同時に処方することがあります。 ゼニカルのような食欲中枢に働きかけるのではない痩せる薬は、安全性が高く、副作用もないため、今後も服用する人が多くなると思われます。またゼニカルと同様に、食欲をなくすのではなく、炭水化物の吸収を阻害する薬や、糖分の吸収を阻害する薬が発売されています。今後は食欲をなくす薬よりも、脂肪分や炭水化物、糖分の吸収を抑制する薬が主流になると思われます。